1949-05-26 第5回国会 参議院 本会議 第35号
請願第千百八号は、岡山縣のV島湾干拓工事のため漁民が非常に困つておるからして、樫木定置漁業者に対して國庫補償の途を講じて貰いたいとう請願であります。
請願第千百八号は、岡山縣のV島湾干拓工事のため漁民が非常に困つておるからして、樫木定置漁業者に対して國庫補償の途を講じて貰いたいとう請願であります。
或いは國庫補償のやり方で、價格の据置で行くべきかという問題をもう一遍改めてよく考えて方策を決めなければならないと考えるのであります。
次に資金の問題でございますが、災害救助に要する資金といたしまして、岩手と宮城の両縣に約一億円の災害救助費を國庫補償で概算拂をする。こういう必要を認めまして、その手続を採ることといたした。尚厚生省からの派遣官、それから岩手宮城両縣の労働部長が上京するということになりましたので、それを待ちまして、次の協議会を開いて具体的な対策を採ることにいたした次第であります。